海外教育日記

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帰国入試の『作文』って!?

帰国入試では、多くの場合作文が課せられます。どんなことを書けばいいのか、悩むところでしょう。そこで、今回は、帰国入試の作文を書く上で、大切なポイントをお話します。

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                             立教池袋中学・高校

→立教池袋中学は2020年度入試から作文を廃止しました。

 

まず、帰国入試で作文が課されるのは、高校受験より中学受験のほうが多いのが特徴です。それぞれの試験から、学校が重視しているポイントがいえます。

 

中学受験⇒思考や経験面(作文など)を重視

高校受験⇒学力(英数国3科など)を重視

大学受験⇒論理と日本語能力(小論文)を重視

 

受験する年齢によって、学校がみているポイントが少しずつ変わっていることがわかりますね。では、中学受験の作文(高校受験の一部)は何をポイントに書くのがよいのでしょうか。

 

それは、2つのポイント

①きちんとした日本語を用いて、文章になっているか。

②海外での経験を通して、学んだことは何か。

 

①の書き方は、もちろん練習が必要です。

しかし、それ以上に、②の海外での経験から学んだことは何なのか、をきちんと考えられているかのほうが大切。例えば、

 

・外国人に囲まれて生活して、経験したこと、学んだことは?

・日本と海外とのちがいで気づいたことは?、、、

 

なんでもいいです。これまでの生活について、お子様本人と感じたことについて話してみてください。今のうちから、、

その経験の中で、学んだ大切なこととは何ですか?

 

そして、これにベストな解答はありません。しかし、それでいいのです。生徒本人が、自分で考え、自分の言葉でアウトプットしたもの、それを学校は見たいのです。

かっこつけなくていいです。生徒が感じたこと・学んだことに向き合い、自分の言葉で作文・面接を受けましょう。

きっと、生徒にあった学校が見つかりますよ。

 

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それでは、次回も帰国入試知識を一緒に勉強しましょ!