海外教育日記

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番外編 高校からの留学って?!

今回は、慶應ニューヨーク学院特集の番外編です。高校からの留学事情について。

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現在日本、あるいは海外に住んでいる方で、海外の高校進学を考えている方も多いかと思います。しかし、あまり知られていないのですが、実は、両親の入学条件も同時にあります。これを知らずに志望校選びをしては、いらぬ無駄が増えてしまいます。

では早速、ご紹介。

例えば、単身留学可の学校は、

慶應ニューヨーク学院

 

一方、保護者が海外に住んでいることが条件の学校は、

早稲田渋谷シンガポール校 http://www.waseda-shibuya.edu.sg/

 

したがって、保護者が国内に住んでいて(今後も国内の予定)、海外の学校に進学を希望する場合、

慶應NY学院はOKだけど、

早稲田シンガは進学がNGだといえます。

このようなことがわかる要項は、入試直前でなく、今から確認をしておきましょう。慶應NY学院もここ数年で単身留学を認めるようになりました。もしかしたら、早稲田シンガも変更する可能性があるかもしれませんね。

 

では、高校からの留学というのはどうでしょうか?実は、私も大学時代に短期間、米国に留学したのでわかるのですが、もし高校時代から海外の学校に進学していたら、きっとかけがえのない体験になっただろうなと思います。なぜなら言語や環境の面で、国内とは異なる経験ができるからです。(ただ、当時、早慶や立教やらの高校が海外にあることなど、全く知りませんでしたが笑)

 

今は、仕事柄、毎日のようにこれらの学校志望の生徒たちに勉強を教え、ますます、海外の学校に進学することは、(もちろんリスクはありますが、)価値があるのだと感じます。それは、海外との心理的な距離が近くなる点、多様性を受け入れる価値観の醸成という点で、大きく本人が成長できるから。特に単身留学は自立という点で、精神的に大人になります。(といっても、親からすると、高校から別々で暮らすのは少しさみしいですけどね。)

 

それと、言語(特に英語)に自信があるという方は、完全英語授業のボーディングスクールや現地のインターナショナルスクールがおすすめです。クラスメイトには、3か国語がネイティブレベルで話せる生徒がごろごろいます。日本人が少数というなら更に磨かれるでしょう。人種・思考・文化が異なることが当たり前という環境は、はじめは厳しいですが、このような環境で揉まれ、勉強し、経験できることは、きっと、人生や仕事の価値観に大きな影響を与えるでしょう。

 

知識に加え、経験を。

 

同一性に加え、多様性を。

 

高校時代を勉強だけでなく、環境から得られる経験をもとに学校選びするのも面白いですよ。

 

それでは、次回慶應NY学院特集・最終回!お楽しみに。

 

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それでは、次回も帰国知識を勉強しましょ!