村田女子高校が、2021年度より、
広尾学園小石川に校名変更することを発表しました。
帰国生入試において、新たな波となりそうです。
それでは、現時点で公開されている情報を確認してみましょう。
まず、現在の高校募集だけではなく、中学でも受け入れが開始されます。
しかも、場所も、都立小石川中等教育学校のすぐ裏という好立地。
HPで公表されている開講コースは、中高ともに、
本科コースとインターナショナルコースの2コースです。
広尾学園本家では、本科・医進サイエンス・インターナショナル(AG・SG)
の3コースあるのですが、小石川については、医サイを除く2コースで
スタートするようです。
以下、募集人員の発表がありました。
【中学】
インターナショナルコース・アドバンストグループ(AG) 40名
インターナショナルコース・スタンダードグループ(SG) 40名
本科コース 40名
【高校】
インターナショナルコース・アドバンストグループ(AG) 20名
インターナショナルコース・スタンダードグループ(SG) 20名
本科コース 80名
校長を務めるのは、広尾学園の元教頭先生。
現在の学園長も、広尾学園の元校長で19年度から就任されています。
非常勤理事にも、広尾学園のインターナショナルコースの統括長の先生が
就任していたりと、現在の広尾学園の教育方針が色こく反映されるでしょう。
そして、これまで文京エリアに、広尾や渋渋、三田国際、開智日本橋などの
タイプの学校がなかったため、ここ数年で大きく伸びる可能性を秘めています。
まだ、入試情報は公開されていませんが、
広尾学園のカリキュラムが踏襲されるならば、入試についても広尾学園のシステムが
ベースとなることが予想されます。
渋幕、渋渋、三田国際や開智日本橋などを検討している受験生にとっては、
選択肢が増えるプラスなニュース。
今年の帰国生入試も盛り上がりそうですね。