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2020年度 東大合格者ランキング 帰国生入試実施校

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東京大学

3月10日、東大の合格発表がありました。

多くの高校では、東大の合格者数をベンチマークとしています。そして、この結果が、来年の中学受験にも少なからず影響を与えます。注目しておきましょう。

 

それでは早速、今年のランキングを見てみましょう。

※3月11日現在

 

 第1位 開成(東京)      181(現役118)

 第2位 桜蔭(東京)       85(現役71)

 第3位 灘(兵庫)        79(現役57)

 第3位 渋谷教育学園幕張(千葉) 74(現役56)

 第5位 聖光学院(神奈川)    62(現役53)

 第5位 駒場東邦(東京)     62(現役46)

 第7位 麻布(東京)       60(現役43)

 第8位 海城(東京)       59(現役38)

 第9位 栄光学園(神奈川)    56(現役39)

第10位 西大和学園(奈良)    53(現役38)

 

さて、この中で、躍進したのが、桜蔭高校です。

例年、50名台の合格者数ですが、今年は灘や渋幕を超えました。

背景には東大数学が難化したことが挙げられます。

 

その結果、数学以外の英語・国語・理科(社会)で差がついたのでしょう。

そのため、聖光や麻布は昨年90名の東大合格者を出したのですが、

今年は、数学で差をつけて合格を狙った現役組が撃沈したと考えられます。

 

また、両校については、昨年多くの生徒が現役で合格しているため、

今年は浪人があまりいなかったとみられるため、合格者数が後退しています。

 

さて、そして海城です。

2005年に記録した60名の東大合格者数に迫る59名が合格しています。

この後の後期試験の結果次第で、60名を超える可能性もまだ残されています。

 

海城は、帰国生受け入れにも積極的で、帰国枠定員は30名です。

学校は発表していませんが、合格者のうち帰国生も多くいたと推察されます。

 

昨年度から帰国生入試の制度を一部変更しており、人気も高まっています。

今年の結果を踏まえ、来年もさらに人気が高くなるでしょう。

 

最後に、以前から帰国生入試を行なっている聖光学院です。

東大の他に、国公立・私立大医学部に計100名もの合格者を輩出しました。

 

聖光学院の特徴は、何と言っても、現役合格率です。

しかも、予備校に通う生徒は少数派です。

その背景には充実した教育環境があります。

(職員室の質問ブースや充実したカリキュラムなど)

 

当然、帰国生入試も非常にハードですが、狙う価値は十分あります。

 

この後、東大合格ランキングについては、

筑駒が合格者数を発表したり、後期試験でランキングの数値は変動しますが、 

来年度、受験される方は参考にしてくださいね。

 

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