海外に住む日本人とは(海外日本人学校・邦人子女・海外駐在)
11月になり、寒くなってきましたね。
私の住んでいる地域もコートが必要な季節になってきました。
みなさんの地域はいかがでしょうか。
さて、今回は海外に住む日本人について。
外務省のデータによると、
在外邦人数(長期滞在者のみ)は、
平成4年 約43万人
平成24年 約84万人
と、、、ここ20年で倍増しています。
新型コロナにより、伸びは鈍化するかもしれませんが、
引き続き、微増していくでしょう。
たしかに、あらゆる業種で海外とかかわる機会は増えてますよね。
家族で海外駐在も年々増えてます。
ちなみに、都市別は、
第1位 ロサンゼルス 約7.1万人
第2位 上海 約5.7万人
第3位 ニューヨーク 約5.3万人
第4位 バンコク 約3.9万人
第5位 ロンドン 約3.8万人
欧米の主要都市の邦人数が多いです。
ちなみに第6位は、シンガポール。
代表的な金融都市『NY、ロンドン、香港、シンガポール』
がTOP10にランクインしています。
一方、アジア都市、、、上海、バンコクは、数万人を超えます。
ジャカルタなど他のアジア都市、現在は、数千人単位ですが、今後確実にふえていくことになるでしょう。
日本人学校の数も、アジアを中心に年々広がりを見せ、
昭和31年 バンコク日本人学校開校
平成24年 世界50か国 88校
と世界中で増加しています。生徒数も約2万人。
特に、
上海日本人学校の生徒数 約3000名。
2008年までの4年間で約1400人増加という驚異的な伸びをみせています。
今後、上海のように、発展途上の都市のインフラ改善と世界経済での重要性が増せば、アジアで子供の教育をしたい家庭が増えてもおかしくありませんね。
そうなれば、今後、アジアを中心に邦人子女の増加が予想されます。
また、近年の特徴としては、駐在員の若年化に伴い、海外子女の低年齢化の傾向があります。日本人学校でも、小学1・2年クラスが一番多いという場合もザラにあります。
そして、帰国生入試は、そんな海外にすむ生徒が日本の学校、受けることができる昔からある受験制度。
うまく活用すれば、一般枠と帰国枠とチャンスが二倍になるおいしい制度です。
ただ、帰国枠についてよくご存知の方ってほとんどいません。
もったいない。ほんと。
そこで、次回は、帰国入試についてお話します。